酸素系漂白剤のファイブクリーンとオキシクリーン。
酸素の力で汚れを分解し、色柄物にも使える洗剤ですが、
ファイブクリーンとオキシクリーンはどういった点が違うのか、気になりますよね。
結論として、ファイブクリーンとオキシクリーンには下記のような違いがあります。
- アメリカ版オキシクリーンは界面活性剤入り
- ファイブクリーンの過炭酸ナトリウムが特殊
- ファイブクリーンには2種類の酵素入り
- 炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの違い
- 香料の違い
それぞれがおすすめなのは・・・
ファイブクリーンがおすすめな人
- 水に溶けやすい洗剤が良い方
- 食べこぼしなど、タンパク質汚れをメインに落としたい方
- 肌に優しい成分が良い方
オキシクリーンがおすすめな人
- 泥汚れや油汚れなど、強力に汚れを落としたい方
- 香り付きが良い方
- コスパのいい洗剤を使いたい方
この記事では、ファイブクリーンとオキシクリーンの違いについて、詳しく解説しています。
この記事を読めば、あなたの疑問がスッキリ解決しますよ!
\酵素の力でしっかり落とすファイブクリーン/
\頑固な汚れはおまかせ!オキシクリーン/
ファイブクリーンとオキシクリーンの違いを比較!
ファイブクリーンとオキシクリーンの成分を見てみましょう。
配合されている成分に違いがあります。
ファイブクリーン | オキシクリーン(日本版) | オキシクリーン(アメリカ版) | |
成分 |
|
|
|
アメリカ版オキシクリーンは界面活性剤入り
アメリカ版オキシクリーンに含まれる界面活性剤は、以下のような汚れを効果的に落とすのに効果的です。
- 油汚れ
- 泥汚れ
- 血液や汗のシミ
- コーヒーや紅茶のシミ
界面活性剤は、油汚れや脂っこい汚れをスッキリ落とすことが出来る成分です。
泡立ちが良く、汚れを水に溶かしてしっかり落としてくれるので、
キッチンでの油汚れやスポーツでついた泥汚れ、血液や汗のシミなど、様々な汚れを落とすことができます。
アメリカ版オキシクリーンがおすすめです
日本版オキシクリーンは、アメリカ版に比べて成分が少なめですね。
界面活性剤が入っていない分、洗浄力はマイルドです。
汚れをしっかり落としたい方には、アメリカ版オキシクリーン、
染み抜きや漂白がメインなら、日本版のオキシクリーンが使いやすいです。
ファイブクリーンの過炭酸ナトリウムが特殊
オキシクリーンにも含まれている「過炭酸ナトリウム」は、主に酸性の汚れに効果的。
ファイブクリーンは、特殊な過炭酸ナトリウムを使っていて、さらにしっかりとした効果を生み出しているんです。
酸性の汚れには、例えばこんな汚れが含まれます。
- 油汚れ:キッチンでよく見られる油のベタつき
- 皮脂汚れ:衣類や布製品に付着する体から出た皮脂
- 手垢:家具や壁、テーブルに付く手垢や汗の汚れ
- 悪臭:生ゴミや体臭など、ニオイの原因となる成分
以下がファイブクリーンの「特殊な過炭酸ナトリウム」の特徴です。
- コーティングされていないから水に溶けやすい
- 一気に発砲して高濃度酸素を出すから、汚れを強力に落とせる
ファイブクリーンはこのような効果のある特殊な成分が使われているので、
さらにスピーディーに汚れを落とすことが出来るというわけなんですね。
ファイブクリーンには2種類の酵素入り
ファイブクリーンには2種類の酵素が含まれています。
- プロテアーゼ
血液、牛乳、卵白、皮膚表面の角質細胞などに含まれるタンパク質の汚れを分解してくれる酵素 - リパーゼ
皮脂や動物性油脂、植物性の油など、いろいろな油汚れを分解するのが得意な酵素
この酵素2つの酵素が、より強力に汚れに効くので、オキシクリーンよりもタンパク質汚れをしっかり落とす効果が期待できます。
ファイブクリーンは特殊な過炭酸ナトリウムと2つの酵素で、汚れ落ちが早くて強力です。
小さいお子さまがいるご家庭にピッタリですね~!
炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの違い
- ファイブクリーン : 炭酸水素ナトリウム
- オキシクリーン : 炭酸ナトリウム
ファイブクリーン には炭酸水素ナトリウム、オキシクリーンには炭酸ナトリウムが配合されています。
炭酸水素ナトリウム(重曹)は弱アルカリ性、炭酸ナトリウム(ソーダ灰)は強アルカリ性です。
どちらも汚れを落とす洗浄作用があり、アルカリ性の性質を利用して、脂肪や油汚れを分解してくれます。
炭酸水素ナトリウム(重曹)と炭酸ナトリウム(ソーダ灰)の簡単な違いはこんな感じです。
- 炭酸水素ナトリウム(重曹)
軽い汚れや日常のお掃除におすすめ。肌にも優しく、安心して使える - 炭酸ナトリウム(ソーダ灰)
頑固な汚れや強力な掃除が必要な時に効果的。特に油汚れや頑固な汚れに強い
炭酸水素ナトリウム(重曹)は家庭の掃除や消臭に、炭酸ナトリウム(ソーダ灰)はより強力に洗浄したいときに使われています。
効果の似た成分ですが、取り扱いには注意が必要です。
- 炭酸水素ナトリウム(重曹)
通常は肌に優しいが、乾燥や軽い刺激を感じることがある。 - 炭酸ナトリウム(ソーダ灰)
強いアルカリ性のため、肌に触れると刺激や乾燥を引き起こす可能性が高い。取り扱いには十分な注意が必要。
ファイブクリーンには効果がマイルドな炭酸水素ナトリウム(重曹)が配合されていて、肌に優しい洗剤ですね。
オキシクリーンは炭酸ナトリウム(ソーダ灰)が配合されているので、素手では触らず、手袋をして使うと安全です。
普段のお掃除や安全性の高い成分が良い方はファイブクリーンがおすすめ
香料の違い
- ファイブクリーン : 無香料
- 日本版オキシクリーン : 無香料
- アメリカ版オキシクリーン : 香り付き
ファイブクリーンとオキシクリーンには、香料の違いがあります。
無香料が好みの方はファイブクリーン、もしくは日本版オキシクリーン
香りがある方が良い方はアメリカ版オキシクリーンがおすすめです。
ファイブクリーンの口コミ評判
ファイブクリーンの口コミをご紹介します。
ファイブクリーンの口コミには、下記のようなものが見つかりました。
ファイブクリーンの悪い口コミ評判
悪い口コミ
- 値段が高い
- 期待ほどの効果はない
- オキシクリーンと大差はない
ファイブクリーンはオキシクリーンと比べると価格は高めに設定されていますね。
ですが、水に溶けやすい成分を使用していたり、オキシクリーンには入っていない「酵素」が配合されていたりします。
これはタンパク質汚れに効果を発揮してくれますので、食べこぼしの多い小さなお子様のいる家庭にピッタリです。
部分使いなどして、使い分けるものいいですよね。
ファイブクリーンの良い口コミ評判
良い口コミ
- 洗濯物の臭いや汚れがとれてすっきりした
- 素手でも安心して使える
- 排水管の悪臭がしなくなった
- すぐに溶けて使いやすい
- 換気扇やレンジの油汚れが簡単に落ちた
- タオルの黒ずみが取れ、洗濯物がきれいになった
汚れが良く落ちるという好評な口コミが多数でした。
粉末洗剤が溶けやすくて使い勝手が良いという口コミも多く、成分もより安全なので、お子さまのいるご家庭やペットを飼っているご家庭にはうれしいポイントですよね。
>>もっと詳しい口コミをチェックしたい方はこちら(楽天のレビューページに飛びます)
\楽天レビュー★4.49の高評価/
オキシクリーンの口コミ評判
次にオキシクリーンの口コミをご紹介します。
オキシクリーンの口コミには、下記のようなものが見つかりました。
オキシクリーンの悪い口コミ評判
悪い口コミ
- 湿気で固まりやすい
- 溶けにくく、粉が残ることがある
- 汚れ落ちは期待していたほどではない
梅雨の時期などは粉末が固まってしまうという口コミが見つかりました。
保管方法には注意した方は良さそうですね。
お湯を使えば、大きな塊もスムーズに溶けるので、浸け置きで手軽に使えます。
簡単にきれいにできるので、ぜひ試してみてくださいね!
オキシクリーンの良い口コミ評判
良い口コミ
- 黄ばみやシミが目立たなくなった
- 泥汚れや油汚れなどの頑固な汚れも落ちた
- コスパが良い
- 嫌な臭いがしなくなった
- 洗濯に使っているが、洗濯槽まできれいになる
とにかく汚れが良く落ちると好評でした。
洗濯に使うと洗濯槽まできれいになるなんて一石二鳥ですよね。
油汚れや泥汚れに特に効果的なので、こういう頑固な汚れを落としたい方には重宝しますね~!
>>もっと詳しい口コミをチェックしたい方はこちら(楽天のレビューページに飛びます)
\楽天レビュー★4.59の高評価/
ファイブクリーンの使い方と効果的な活用法
いつもの洗濯にプラス
いつもの洗濯用洗剤に、ファイブクリーンをスプーン1杯混ぜて洗濯するだけ。
普段使っている洗剤では落としきれない頑固な汚れや汗ジミも、ファイブクリーンの力でスッキリ。
使い方
- 洗濯機に通常通り洗濯物を入れ、いつも使っている洗剤を加えます。
- ファイブクリーンをスプーン1杯入れます。汚れが気になるときは、少し多めに入れるとさらに効果的です。
- 洗濯機をスタートし、通常のサイクルで洗濯します。
つけ置きで、頑固な汚れもすっきり
油汚れや焦げつきなど、頑固な汚れにはつけ置き洗いが効果的です。
バケツや桶にファイブクリーンを使って洗浄液を作り、汚れたものを浸けておきます。
約30分~一晩つけ置きするだけで、汚れが分解されてすっきりと落ちますよ!
使い方
- バケツや桶、または浴槽にお湯を張り、ファイブクリーンを規定量入れて洗浄液を作ります。
- 汚れが気になるものを洗浄液に浸け、約30分~一晩そのままにします。
- つけ置き後は水でよくすすぎ、必要に応じてスポンジやブラシで軽くこすります。
家中の汚れがスッキリ!
ファイブクリーンを使った洗浄液を作り、それを含ませた布巾で家の中を拭いてみてください。
壁や床、家電、家具など、汚れが気になる箇所を簡単にキレイにできます。
酸素の力で、汚れが浮いてくるので、強くこする必要がありません。
油汚れが気になるキッチン周りでも、スルッと汚れが落ちますよ。
使い方
- ファイブクリーンを使って洗浄液を作り、布巾に十分に浸します。
- 汚れが気になる場所を布巾で拭きます。特に手垢や油汚れの部分は重点的に。
- 拭き終わった後は、必要に応じて水で軽くすすぎ、乾いた布で仕上げます。
ふりかけて磨くだけで、トイレもキッチンもピカピカ!
トイレやキッチン周りの頑固な汚れにもファイブクリーンが大活躍。
粉末を直接ふりかけ、スポンジやブラシでこするだけでピカピカに。
特にトイレでは、ファイブクリーンを水たまりに撒いて一晩放置するのが効果的。
翌朝、ブラシで軽く磨くだけで、トイレの汚れもあっという間に落ちていきます。
使い方
- 汚れが気になる部分にファイブクリーンを直接ふりかけます。トイレの場合は、便器の水たまりにふりかけ、一晩放置します。
- スポンジやブラシで軽くこすり、汚れを落とします。トイレの場合は、放置した翌日にブラシで磨いてください。
- 十分に水で流して完了。
オキシクリーンの使い方と効果的な活用法
頑固な汚れとニオイに オキシ漬け
洗濯物を水に浸し、オキシクリーンを加えて数時間~一晩置きます。
頑固な汚れやニオイを効果的に除去できます。
いつものお洗濯に1杯 オキシ足し
通常の洗濯時に、洗剤に加えてオキシクリーンを1杯追加。
洗浄力がアップし、より清潔に仕上がります。
気になる汚れやシミに オキシかけ
気になる部分にオキシクリーンを直接振りかけ、少し待ってから洗濯。
ピンポイントで汚れを落とせます。
固い素材の汚れに オキシこすり
オキシクリーンを水で溶かしてペースト状にし、固い素材の汚れにつけて軽くこすります。
浴室や台所の頑固な汚れに効果的です。
皮脂汚れや黒ずみに オキシ拭き
オキシクリーンを溶かした水で、皮脂汚れや黒ずみを拭き取ります。
壁紙についた手あかもスッキリきれいに!
食べこぼし汚れに ピンポイントオキシ
食べこぼしなどの新しい汚れに、すぐにオキシクリーンを振りかけ。
シミになる前に素早く対処できます。
ファイブクリーンとオキシクリーンに使えないものは?
ファイブクリーンはアルカリ性洗剤はですので、次のものには使わないようにしましょう。
使えないもの
- ウールやシルクなどの水洗いできない繊維製品
- 革のバッグや靴
- 宝石やアクセサリー
- 鉄やアルミなどの金属(ステンレスはOK)
- ラテックス塗料を使用した製品
- ジュートやチーク材、仕上げ木材など
アルカリ性洗剤は、特に油汚れに強いので、コンロやレンジフードの掃除にぴったりです。
アルカリ性洗剤と酸性洗剤は一緒に使わないようにしてください。
中和して効果が薄れるだけでなく、塩素系のものと酸性のものを混ぜると、有毒な塩素ガスが発生して危険です。
また、アルカリ性の汚れ落としにはあまり向いていません。
水垢や石鹸カス、カルキ汚れ、タバコの臭いなどには効果を発揮できません。
ファイブクリーンとオキシクリーン どっちがおすすめ?
ファイブクリーンがおすすめな人
ファイブクリーンがおすすめなのは、次のような人です。
- 水に溶けやすい洗剤が良い方
- 食べこぼしなど、タンパク質汚れをメインに落としたい方
- 肌に優しい成分が良い方
ファイブクリーンは、水に溶けやすく優しい成分でできているので、
食べこぼしの多い小さいお子さまのいるご家庭、ペットを飼っているご家庭にピッタリです。
洗剤の溶け残りが洗濯物につく心配がないので、安心して使えますよ。
\食べこぼしに効果抜群!ファイブクリーン/
オキシクリーンがおすすめな人
オキシクリーンがおすすめなのは、次のような人です。
- 泥汚れや油汚れなど、強力に汚れを落としたい方
- 香り付きが良い方
- コスパのいい洗剤を使いたい方
オキシクリーンはとにかくしっかり汚れを撃退したい方におすすめです。
泥汚れや油汚れは、界面活性剤の効果でガンガン汚れを落としてくれるので、部活動で汚れたユニフォームや、作業着の汚れを落とすのにピッタリです。
コスパも良いので毎日の洗濯に使いたい方にもおすすめです。
\大容量でコスパ抜群!オキシクリーン/
ファイブクリーンとオキシクリーンの違いを比較|まとめ
ファイブクリーンとオキシクリーンの違いについて徹底比較しました。
ファイブクリーンとオキシクリーンの違いは5つありました。
- アメリカ版オキシクリーンは界面活性剤入り
- ファイブクリーンの過炭酸ナトリウムが特殊
- ファイブクリーンには2種類の酵素入り
- 炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの違い
- 香料の違い
ファイブクリーンとオキシクリーンはどちらも酸素系漂白剤ですが、配合されている成分に違いがありました。
どちらも汚れ落ちが良いと好評ですが、食べこぼしなどのタンパク質汚れには、ファイブクリーンがおすすめ。
泥汚れや油汚れなど、とにかくガンガン汚れを落としたい方にはオキシクリーンがピッタリです!
ぜひ参考にしてくださいね!
\酵素の力でしっかり落とすファイブクリーン/
\頑固な汚れはおまかせ!オキシクリーン/